プレゼンや報告で「何が言いたいの?」と指摘されないための話し方
「だから、一体何が言いたいの?」職場でこんな指摘を受けたことはないでしょうか。もしくは
部下や後輩の報告やプレゼンテーションで、あなたがそう指摘したことがあるかもしれません。
では、その後どのように指導や注意をすると良いのでしょうか。
ビジネスパーソンであれば、誰でも「人前でうまく話したい」「相手にしっかりと内容を伝えたい」
と思うものです。しかし、うまく話す=十分な内容で相手に理解を促すことだと勘違いしている方が
多いのです。
人の短期記憶は17秒が限界
ご存知でしょうか、人間の短期記憶は17秒が限界といわれています。理屈では、18秒以降は冒頭に
話したことが順次記憶から消えていくことになります。
つまり、いかに話をコンパクトにまとめるかがポイントになるわけですね。
話の枠組みを明確にする
例えば、「我が部署の業務改善について次の2点を提案します。1つは共有ツールの活用、もう1つは
オフィスのレイアウト変更です」と切り出せば、聞く側も話の枠組みが明確になり、その後の展開を
整理して聞けるようになります。後は、冒頭に述べたテーマに沿ってポイントを明確にしながら話し
ていけばよいのです。
日本人のコミュニケーションスタイル
日本人は元来、物事を白黒はっきり伝えることに慣れていません。
それだけに、冒頭の要点を17秒程度に短くまとめ、話の展開を階層構造にするやり方は、普段の日常
業務から取り入れていきたいものです。
プレゼンテーションや報告で「何が言いたいの?」と指摘されないためには、話を短くまとめ、階層構
造にする話法を習得することが効果的です。
人間力教育センターでは、こうしたスキルに必要なプレゼンテーションのフレームワークを確実に習得
できる研修プログラムをご提供しています。