人間力コラム

灼熱の外回り、営業の心得    10. 7. 27

連日の猛暑、エアコンの効いたオフィスから外の飛び出し、客先に着く頃には上着を脱ぎたくてしょうがない。商談中も額から吹き出る汗をぬぐうのに気をとられ今ひとつ集中できず、ねばれず、思うような展開にならない。
こんな経験は無いだろうか。

寒い場合は逆にそうした影響もなく、かえってシャキッとできる。
営業マンにとって夏は、ほんとにツライ。
かといって秋まで時期を待つわけには行かない。
そこで、この暑さを乗り切るための策をいくつかご紹介しよう。

先ず1つ目は、早く出勤すること。
いつもより思い切って30分、1時間早く出社するのだ。
電話やまわりのスタッフを気にすることなく、翌日以降の営業計画や業務処理などに集中できる。ここで、できるだけ外回りに無駄な時間が発生しないようスケジューリングを行うことだ。
2つ目は、アポイントの時間をなるべく午前中にシフトすること。
当然少しでも涼しいうちに、移動と訪問を行った方が良いし、訪問を受ける方にとっても、なるべく早い時間のほうが仕事の効率もよくなる。
3つ目は、スーツを脱がないことだ。以前私が営業マンをしていた時に、どんなに熱くてもスーツを脱がない先輩がいた。聞くと、脱がない習慣をつけると暑くてもさほどスーツが気にならなくなるという。慣れるまで少々つらいが理にかなった方法だといえる。
4つ目は、洗顔もしくはフェイスシートの活用。
自分が暑くて不快である様子は、商談相手も同様にそれを察知するものだ。そこで、商談前に顔をさっぱりすると気持ちもしまり、相手からも好印象を受けることになるので、これは外回りをするたしなみとして、フェイスシートはぜひ鞄に忍ばせておくことをお勧めする。

こうしてあげていくときりがないが、最終的には目標をしっかり持つことに限る。
目標達成意識は、外的環境に影響されるものではない。むしろ目標意識が曖昧だと、そうした暑さのせいや外的な要因に出来ない理由を見つけてしまうものだ。
さて、この夏の目標は。。。