人間力コラム

社内コミュニケーションはSNSで効果が上がるのか    08. 11. 28

ちょっと古い話になるかもしれないが、アルビン・トフラーが「第三の波」を提唱して以来、確かに企業と消費者の関係、組織のあり方が変わった。柔軟で状況に応じた組織はいまではどの企業でもその重要性を認識している。

しかし、部門を越えたプロジェクトや組織はコミュニケーションを円滑に行うことは難しい。

そこで、最近注目されているのがSNS(Social Networking Service)だ。
SNSは関係者がいつでも意思疎通やこれまでの推移を確認することが出来ることから柔軟な組織形態におけるコミュニケーションの切り札のように捉えられているようだ。

所詮ITはツールであり、それありきの組織は果たして成り立つのだろうか?
私は、むしろ自由闊達な意見交換できるリアルの場とコミュニケーションスキルがあり、それを補うものとしてそうしたツールが効果を発揮するものでは、と考える。